ノンクラスプデンチャーの寿命とよくあるトラブル|長持ちさせるメンテナンス方法とは|福井市の歯医者|ゆき歯科クリニック

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ノンクラスプデンチャーの寿命とよくあるトラブル|長持ちさせるメンテナンス方法とは


見た目が自然で装着感にも優れているノンクラスプデンチャーですが、使い続けるなかで「汚れやにおいが気になってきた」「フィット感が変わった気がする」と感じるかたもいます。


今回は、よくあるトラブルと一般的な寿命の目安、そして長持ちさせるためのメンテナンス方法や費用についてお伝えします。


▶ノンクラスプデンチャーの基本的な特徴やメリット・デメリットについては、前回の記事で詳しくご紹介しています。

 「入れ歯が目立つお悩みを解決?ノンクラスプデンチャーのメリット・デメリット


■ノンクラスプデンチャーでよくあるトラブル

汚れやにおいが気になる

ノンクラスプデンチャーの樹脂素材は、使い続けるうちに表面に細かい傷がつくことがあります。この傷に汚れや細菌が入り込むと、においの原因になることがあります。


入れ歯に付着する汚れは「デンチャープラーク」と呼ばれ、カンジダという真菌(カビの一種)も含まれています。


放置すると義歯性口内炎を引き起こす場合があるため、日々のお手入れで汚れを溜めないことが大切です。


変色や劣化が起こる

樹脂素材は経年により変色したり、弾性が低下したりすることがあります。とくにカレーやコーヒーなど色の濃い飲食物の影響を受けやすい素材もあり、着色が目立ちやすくなるケースも見られます。


弾性が落ちるとフィット感の悪化や噛み合わせのズレにもつながるため「合わなくなってきたかも」と感じたら早めに歯科医院で確認してもらいましょう。


修理が難しい場合がある

ノンクラスプデンチャーは、使用されている素材の特性によっては、修理が難しい場合があります。破損した場合にその場での応急修理ができず、作り直しが必要になるケースもあります。


素材選びの段階で、修理のしやすさについても歯科医師に相談しておくと、万が一のときにも慌てずに済むでしょう。


■ノンクラスプデンチャーの寿命はどのくらい?

ノンクラスプデンチャーの一般的な寿命の目安は、2〜5年程度です。ただし、使用する素材の種類やお手入れの状況、噛み合わせの変化によって前後します。


樹脂素材は使い続けるうちに弾性が落ちたり変色したりすることがあるため、ある程度の年数で作り替えが必要になるケースが多い傾向にあります。


保険適用の入れ歯と比べて作り替えの頻度が高くなりやすい点も、あらかじめ把握しておきましょう。


■長持ちさせるためのメンテナンスとお手入れ

やわらかいブラシで毎食後に洗浄する

ノンクラスプデンチャーのお手入れには、やわらかい義歯用ブラシを使いましょう。硬いブラシや研磨剤入りの歯みがき粉は、樹脂の表面を傷つけ、汚れやにおいが溜まりやすくなる原因になります。


流水の下でやさしくブラッシングし、食後の汚れをこまめに落とすことがポイントです。


洗浄剤は素材に合ったものを選ぶ

ブラシでの洗浄に加え、洗浄剤を使った浸け置き洗浄を取り入れると、汚れやにおいの予防に効果的です。


ただし、アルカリ性(塩素系)の洗浄剤はノンクラスプデンチャーの変質・変色・ひび割れの原因になるため避けるようにしましょう。


素材ごとに推奨される洗浄剤が異なりますので、どの製品を使えばよいかはかかりつけの歯科医院で確認しておくと良いでしょう。


使わないときは水中で保管する

乾燥すると樹脂が変形する原因になります。就寝時など使わないときは、洗浄剤を入れた水中で保管しましょう。


洗浄剤を入れずに水だけで保管すると、カンジダなどの真菌が繁殖しやすくなるため注意が必要です。また、熱湯での消毒は変形のリスクがあるため避けてください。


定期的に歯科医院でチェックを受ける

お口の中の状態は、時間の経過とともに少しずつ変化していきます。歯ぐきが痩せたり噛み合わせが変わったりすると、ノンクラスプデンチャーのフィット感にも影響が及ぶことがあります。


合わないまま使い続けると、残っている歯や歯ぐきへの負担が増す原因にもなりかねません。フィット感が変わったと感じる前でも、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることが寿命を延ばすうえで大切なポイントです。


■ノンクラスプデンチャーの費用の目安

ノンクラスプデンチャーは自費診療のため、保険適用の入れ歯に比べて費用は高くなります。


一般的な相場は10万〜30万円程度ですが、欠損している歯の本数や選ぶ素材、お口の状態によって異なります。当院の費用については、入れ歯・義歯のページをご覧ください。 


■ノンクラスプデンチャーを快適に使い続けるために

ノンクラスプデンチャーは見た目が自然で装着感にも優れる一方、汚れやにおい、変色、修理の難しさといったトラブルが起こることもあります。これらの多くは、毎日のお手入れと定期的なメンテナンスで予防・軽減につなげることができます。


やわらかいブラシと素材に合った洗浄剤を使ったお手入れを習慣にし、定期的に歯科医院で噛み合わせやフィット感のチェックを受けることが、快適に使い続けるための鍵になるでしょう。


ゆき歯科クリニックでは、お口の状態やご希望に応じた入れ歯をご提案しています。ノンクラスプデンチャーが気になるかたは、お気軽にご相談ください。


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